6輌目の内屋敷唐子車が本町橋交差点から片端筋に曲がったのは13時を回っていた。
既に先頭の福禄寿車は東照宮鳥居前に到着しからくりの奉納をしている時間だ。
私は福禄寿車とともに東照宮に向かっていたので、片端筋では湯取車までしか見ていない。
さてこのあたりで各車の位置関係を見ておこうか。
13時の時点で先頭の福禄寿車は東照宮に到着し鳥居前に山車を向けており、その後には湯取車と鹿子神車が待機している。
河水車は片端筋から長島町通に曲がるところで、片端筋には王羲之車と唐子車が西進中。
本町通は二福神車、紅葉狩車、神皇車、その後方に緑区の4輌が続いており、この時点では本町通にはまだ7輌の山車がいたことになる。
さらにその10分後13時20分になると、福禄寿車は長島町通から京町通りへ移動し、湯取車は東照宮に奉納している時刻でその後方に鹿子神車と河水車、王羲之車が待機している。
二福神車から神皇車の3輌はまだ片端筋を曳いている。
緑区の4輌は先頭の唐子車が本町橋を直進している頃で後に3輌が続き4輌で名古屋城を目指していた。