大山車まつり日記

第28回 若宮八幡社奉納~福禄寿車

福禄寿車は江戸時代から続く若宮祭の中で唯一曳き続けられている山車で、延宝4年(1676)に大久保見町(明治以後は鉄砲町=現在の中区栄2丁目)が建造した山車である.

天保6年(1835)に尾張藩主から大幕を拝領したことから、翌天保7年(1836)出高欄を作り、福禄寿にちなんで南極星を珊瑚珠で嵌めるなどの改造が施されまた.
また天保12年(1841)には折上天井が新調されるなどの改修が行われ、この頃に現在の姿になったと思われる.
山車名は大将人形の福禄寿(七福神のうちの一人)にちなんでおり、「福禄車」「南極星車」とも呼ばれた

□動画~若宮八幡社に奉納~福禄寿車(撮影:MASA氏)


□写真集~若宮八幡社に奉納の福禄寿車

福禄寿車(G)
福禄寿車(H)
福禄寿車(G)
上から撮ってみました(N)
福禄寿車(B)
福禄寿車(N)
福禄寿車(N)
福禄寿車(H)
福禄寿車のからくり人形(G)
福禄寿車(H)