大山車まつり日記

第16回 若宮大通公園

若宮大通は通称100メートル道路といわれるほど広大な道路で、片側4車線(計8車線)の中央部に広い空間がある.
テニスコートや、噴水のある公園、はたまた無宿さんたちのテント村?などもあり、頭上は名古屋高速2号東山線、地下は有料駐車場と三次元的な空間でもある.
若宮八幡社に近い白川公園付近は市営駐車場となっており、今回の大山車まつりではこの駐車場を緑区の山車4輛が準備に利用することになった.
頭上には名古屋高速の高架があり、雨露をしのげるのも好都合だろう.


午前8時38分 若宮大通公園で準備中の4輛の山車(G)

今回参加する緑区の山車は、有松祭り(天満社秋期例大祭)の東町「布袋車」、中町「唐子車」、西町「神功皇后車」の3輛と、鳴海表方祭(鳴海八幡宮例大祭)の相原町「唐子車」.いずれも名古屋市の有形民俗文化財に指定されている.

今回の大山車まつりに参加するにあたり、遠方のため曳いてくることが出来ず、トレーラーに載せて前夜運ばれてきたものである.
当日の朝から、輸送時に外された屋根等の部材を組み上げ、山車幕やからくり人形の装飾の準備に取り掛かっていた.

この緑区の4輛は他の(東区・中村区・中区)9輛とは行程が異なるので朝の時間帯の予定をここに記しておく.
9輛が若宮八幡社に集結し奉納を終えて曳き出される頃、緑区の山車は公園駐車場から若宮大通に移動し待機している.つまり緑区の山車は若宮八幡社に曳き込まれないのだ.

とても残念な事だが、特に有松東町の布袋車に関しては格別にそう思う.
布袋車は明治24年(1891)に東町が買い求めたもの.それ以前には若宮祭で曳かれていた山車で、下玉屋町(現中区栄3丁目)が所有する若宮八幡社ゆかりの山車だったのである.

数時間後には100年の時を経て、その出生地である玉屋町を布袋車が里帰り曳行することになるが、出来ることなら若宮八幡社にも里帰りの報告をさせてあげたかったと思ったのは私だけだろうか.

話が逸れてしまった.
9輛が若宮八幡社を出て本町通に入ると、その後を緑区の山車が続行し大山車まつり最大の見ものともいえる13輛の壮大な山車曳行となる.

□写真集〜若宮大通で準備中の緑区の山車

午前8時39分 組立中の相原町唐子車(G)
午前8時42分 準備中の相原町唐子車(G)
 
午前8時43分 準備中の西町神功皇后車(G)
午前8時43分 中町唐子車(G)
午前9時18分 準備の整った東町布袋車(K)
午前9時20分 相原町唐子車(K)