
若宮大通に出ると目的地の若宮八幡社までは、ひたすら真っ直ぐ1kmあまりで到達する。
この若宮大通、通称100メートル道路と云われるように、とにかく広い。
片側4車線で中央に公園があるので、南北に横断するには1回の青信号では渡れないほどだ。
さらに頭上には名古屋高速2号東山線の高架があって、先ほどの堀川沿いにまして山車が通るに似つかわしくない道路と云えよう。
ただその道路名「若宮大通」は若宮八幡社が由来となっている。
堅三蔵通、中ノ通、御園通と過ぎて、伏見通である。
伏見通は現在の国道19号線で、これも片側4車線分はある広い幹線道路で交通量も多い。
唐子車が先に渡り、次の信号で二福神車と紅葉狩車が一気に渡ったが当然信号は途中で赤に変わってしまっている。
土曜日とはいえ、9時前の伏見通だから通行車輌は多い。目の前に現れた山車に面食らったドライバーは多かったのではないだろうか。
最後尾の紅葉狩車が渡り終えたのは8時49分、この広大な交差点(若宮北交差点)を渡り終えると、右手の若宮大通公園に山車が4輌見えてくる。
この4輌の山車は緑区有松町の東町布袋車、中町唐子車、西町神功皇后車と緑区鳴海町の相原町唐子車で、前夜トレーラで緑区からこの公園の駐車場までやってきた。
陸送中は屋根や装飾などを外して運ばれたために、この時間帯はまだ屋根の組み立てや幕、人形などの飾り付けを行っている。
3輌の山車はこの緑区の山車を横目にみて本町通に到達する。本町通はこの後数時間後に北上することになるので、詳細は後述する。.
この本町通を過ぎると若宮八幡社の鳥居は目と鼻の先である。
先頭の唐子車が9時丁度に若宮の鳥居前に到着した。
次回は再び東区の山車を追う。
午前8時41分 若宮大通を行く唐子車(C)
午前8時44分 若宮大通の紅葉狩車(C)
午前8時48分 伏見通を横断する二福神車(C)
8時49分 二福神車が伏見通を超えた.
午前8時50分 白川公園付近の紅葉狩車(G)
午前8時52分 若宮大通りを行く唐子車他3輌の山車(Y)
午前8時54分 本町通を渡る唐子車(C)
午前8時57分 先頭の唐子車が若宮八幡社の鳥居前に到着(G)